【櫻井マキ】偏愛微熱【電子限定版】【FANZA限定】

第一話の純愛話と「ほろ苦い」の宣伝文から行為後の失恋や別れの話、あるいはファンタジー寄りで亡き人との幻の再会や思い出回想あたりを想定してたらどれとも違うものが出てきて困惑。
試し読みの1話が純愛としても仕掛けとしてもなかなか魅力的で絵も悪くなかっただけに、他の話がクオリティが下がって感じたり望んでいた方向性として違って感じた。

確かに一応は全話とも合意の上で純愛といえば純愛かもしれない…が
「彼女がアイドルをやめたワケ」はどう考えてもあの先は堕ちる形のバッドエンドだし、
「お嬢様とイケナイご褒美」と「癒しの失恋リフレ」も男側が女性の無知に付け込むところから始まっていて、途中から女性側が積極的になりハッピーエンドのように終わっているが、どうにもグズグズと堕ちているだけのような不快感が残った。

人違い・勘違いの話が2つあるけどこれも解決がちょっと唐突。
とくに1つめの方は前振りが全然ないから男側がその人として好きと言っていても全然説得力がない。すれ違い程度に顔見てただけで話したこともなかったようだし名前も人づてに知ってただけなんだよ？

表紙やサイトの宣伝文にある「苦い」って誰にとっての「苦い」なんでしょう？どういう「苦い」なんでしょうか？